【明治安田J1リーグ】川崎フロンターレ 2-5 アビスパ福岡(8月9日/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu)
試合の大勢を決するアクシデントだった。川崎フロンターレでデビューを迎えた元クロアチア代表DFウレモヴィッチが、足裏タックルにより一発退場に。解説者やファンたちがガッカリするプレーになってしまった。
川崎Fは9日、明治安田J1リーグ第25節でアビスパ福岡をホームに迎えた。開始早々の4分、MF橘田健人が放った針の穴を通すようなミドルシュートが突き刺さり、川崎Fが先制した。
しかし直後の15分にアクシデントが発生する。FW名古新太郎の縦パスを受けたFW碓井聖生に対して、ウレモヴィッチがマークにつく。ファーストコンタクトで体をぶつけるもボールを奪いきれず。碓井が反転して前を向いたタイミングを狙って、スライディングでブロックした。
碓井は足を押さえてピッチ上で悶絶するも、FW紺野和也がこぼれ球を回収したことで主審はアドバンテージを見ていた。最終的に橘田が運び出そうとしたところで、MF松岡大起が引っ掛けてプレーが止まった。
映像を確認すると、反転した碓井の右足に対して、ウレモヴィッチの右足がヒット。さらに足裏を見せた危険なプレーであり、実況の桑原学氏は「これはVARチェックが入ると思います。足裏ですからね」とコメント。すぐにVARが介入し退場の有無を確認が入る。解説を務めた林陵平氏も「反転されたことでタックルにいった。印象は良くない。足裏でしたし」と危ないプレーだったと指摘した。
清水勇人主審もOFRで確認。解説の田邉草民氏は「これだけ見るとやっぱり危険」とコメント。桑原氏も「膝も曲がってなくて、ストレートレッグで勢いをつけているので、かなり退場の可能性は高いんじゃないでしょうか」と見解を述べた。続けて林氏も「あのタイミングで、あのタックルは必要ない」と語っている。
OFRの確認を終えた清水主審は、ウレモヴィッチへのイエローカードを取り消して、改めてレッドカードを提示。Jリーグデビュー戦での痛恨の退場となった。
デビュー戦でまさかの一発レッド!SNSの反応は




