【TOYOTA Presents,4v4 ASIAN CUP 2024-25】(8月10日/大田区総合体育館)
伝説のゴールを再現するかのような一撃だった。ゴール前に入った松井大輔が、「TOYOTA Presents,4v4 ASIAN CUP 2024-25」のレジェンドマッチで、同じくサッカー元日本代表の柿谷曜一朗からのグラウンダークロスをバックヒールで合わせてゴラッソ。変幻自在のプレーにファンも大興奮の様子だった。
本田圭佑が考案した「4v4」は、4対4、10分1本勝負、20秒のショットクロック、ドリブルイン可能、ペナルティーエリア内からのシュートは3点(外からは2点)、GKも攻撃参加可能などの特徴を持ち、フットサルをさらに攻撃的にしたような新競技。基本はU-10年代を対象とし、交代を含めた全ての判断を子供たちだけで下すなど自主性も重要視されている。
今回は初の国際大会として10か国の代表が集まるアジアカップが大田区総合体育館で開催され、イベントの最後には本田をはじめ内田篤人、松井、柿谷という日本代表のレジェンドたちが登場。大会から選ばれたアジアオールスターと対戦し、第1試合は8ー0で勝利した。
第2試合はキックオフ直後からレジェンドチームが猛攻を仕掛ける。最初の2本は相手GKに止められたが、3本目を松井が美技で決めた。
右サイドから柿谷がグラウンダークロスをゴール前に入れると、松井がゴールに背を向けた状態から右足のバックヒールでシュート。完全に逆を突いたこのゴールは、松井がル・マン在籍時代にモナコ戦で決めた伝説のゴラッソを彷彿とさせた。
組み立てに参加してからゴール前に飛び込んだ当時の得点と比べるとややダイナミックさには欠けるが、現役引退してから1年半以上が経過した今でも類稀なサッカーセンスはまったく色褪せていなかった。
このゴラッソはABEMAのコメント欄やSNSでも話題となり、ファンからは「おしゃれー」「容赦ないw」「さすがだ」「松井大輔うますぎるだろ」などの反響が寄せられた。
なお、この第2試合もレジェンドチームは14ー0と完勝を収め、子供たち相手にも一切の妥協を見せず、貫禄を存分に見せつけていた。
(ABEMA/TOYOTA Presents,4v4 ASIAN CUP 2024-25)



