自民党の党則では総裁を辞めさせる規則は存在せず、党所属の国会議員295人、都道府県連の代表47人、その総数の過半数である172人の要求があれば、今回のような任期途中の総裁選を前倒しできるとあるが、自民党逢沢一郎総裁選挙管理委員長は「どのようにして確認するか、方法論については何の規定もない。自民党の歴史のなかにこういう経験がない」と語っている。
そもそも両院議員総会には総裁選の前倒しを決める権限はない。自民党の片山さつき議員が「(総裁選)前倒しがはかられて、それはこの場では決められないので、総裁選管理委員長である逢沢先生に総会の総意として投げて、すべての見解は組織として一致していると理解した」と語っており、今後は総裁選管理委員会で対応を検討と、まさに前代未聞の事態となっている。
石破総理が総裁選に出る可能性は?
