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【映像】女性ファンに…賛否を呼んだ入場シーン
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 “寡黙な男”が見せた衝撃のヒールターンに会場騒然。かつての師匠をオマージュした見た目に加えて完コピのフィニッシャーで会場を沸かせたが、入場時の衝撃行動に「女性にも…」「客に何をするんだ!」「こんなことは今までなかった」などファンも放送席も困惑。一方で「神ファンサ」「大サービス」など賛否の声が相次いだ。

【映像】女性ファンに…賛否を呼んだ入場シーン

 8月16日、後楽園ホールで開催されたプロレスリング・ノア「STAR NAVIGATION PREMIUM 2025」で、マサ北宮&タダスケ(TEAM 2000X)と征矢学&稲葉大樹(情熱RATEL’S)が対戦。今月頭にTEAM 2000Xへ電撃加入して“キャラ変”を遂げた北宮に対して“あの元選手そっくり”との指摘がファンから続出。フィニッシュ・ホールドまで寄せた変貌ぶりに、会場はどよめいた。

 8月3日の神戸大会でヒール軍団“TEAM 2000X”に加入した北宮。マサ斎藤をリスペクトするいぶし銀のイメージから一転、黒尽くめにイメチェンし、「現選手会長」という役職をやたらとアピールする権限モンスター“チェアマン”キャラへと変貌した。

 かつて髪型を気にして美容室に通い詰めていた“美意識の塊”である北宮が、まるで勝新太郎のように坊主頭へ。ファンからは「健介じゃないか」「凄い健介感」「完全に健介に寄せてきたな」「健介より健介w」など、佐々木健介にそっくりとの声が相次いだ。

 これまで絶対にやらなかった“セコンドの若手いびり”も解禁し、ヒール感を醸し出す北宮。征矢・稲葉の“情熱RATEL’S”の集中攻撃を受けながら、鍛え上げられた肉体を誇示、ハンマーパンチやラリアットを連発。最後はオマージュというより完コピの“ストラングルホールド”で稲葉からタップを奪い完勝した。

 タッグパートナーのタダスケはリング下で妨害に専念。ほぼ北宮一人での勝利に「完勝すぎる、全く相手にならなかった」「早すぎない?」「北宮強すぎる」と騒然。さらに「なんでこいつはずっとベビーだったのか」「真面目に試合してるのにヒール味がある」「北宮ちょっと格が出てきたな」と、ヒール化との相性の良さを絶賛する声も多く聞かれた。

 試合後マイクを握った北宮は「後楽園に集まった暇人の小市民ども。俺がノアの選手会長だ、そして俺がノアのルールだ」とアピール。ブーイングにいまいち乗り切れない“小市民たち”を前に「黙って言うことを聞け!ア・アム・ザ・チェアマン!」と絶叫。困惑気味の空気の中、「まだ始まったばかり」「権限なら仕方ないな」「選手会長が悪いの、なかなかいいぞ」と新ヒール登場に温かい声援も寄せられた。

 この試合では、試合前の出来事にも注目が集まる一幕があった。入場早々にマサ北宮に親指を下げてブーイングした女性ファンを見たマサ北宮が鉄柵を乗り越えて絡んでいく暴挙。さらに止めに入ったセコンドの髪を鷲掴みにして、コーナーポストに叩きつけるなど大暴れ。そんな傍若無人ぶりに実況思わず「これはちょっとリングサイドのお客さんも注意が必要です。こんなことは今までありませんでした」と話せば、解説も「セコンドは関係ない。お客さんを守っただけ」と困惑気味。「極悪マサw」「女性にも…」「客に何をするんだ!」「客に行くなんてサイテー」と批判の声が相次いだ一方で「神ファンサ」「大サービス」「めっちゃいいやん」といった支持の声も多く寄せられた。

 大変貌を遂げたマサ北宮の今後から目が離せない。

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