その後「甲子園の放送席の後ろにいる記者たちの視線がぶわーっとこっちに来て、ただならぬ空気を感じた。すると、解説の方が小声で『延長、延長です……』と(言って)。思いっきりマイクに乗っていましたけど(笑)」と振り返った。

 「だから高校球児が甲子園で力を出しきれず、ポカをやってしまったりするが、その気持ちがめちゃくちゃよくわかる」とコメント。

 そして、試合終了後には先輩に怒られたとして「『お前なんかプレハブの裏で泣いてこい』と言われて……。あの時は悔し涙を流しましたね」と語った。その中で「俺のスポーツ人生は一試合で終わったと思ったが、ありがたいことに大ベテランの方が『お前、大アナウンサーになるよ』『こういうエピソードは後々、笑って話せるんだよ』『お前みたいな失敗していても、ここまで来られるから。こういう人生を送れるから大丈夫』と言ってくれて、めっちゃ救われた」と当時の心境を明かした。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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