【MLB】パドレス 2—8 ドジャース(8月24日・日本時間25日/サンディエゴ)
【映像】由伸、“魂の一球”→三振直後、珍しく咆哮(実際の様子)
ドジャースの山本由伸投手が、雄叫びを上げるほど気持ちのこもった魂の投球を見せた。
ドジャースが2ー2の同点に追いついた直後の6回裏、山本は1死からマチャドにヒットを許す。続くオハーンはセンターフライに打ち取り2アウト。ここで打席に入ったのは、前日の試合でタイムリー2ベースを放っているボガーツ。絶対に失投が許されない場面で、山本は変化球を続けて投げ、2球で追い込んだ。
続くインコースのスプリットは見逃され、カウントは1ボール2ストライクに。ここでキャッチャー・ラッシングの構えは外。勝負の4球目。見事にコントロールされた、ボールゾーンへ逃げていく92.3マイル(約148.5キロ)のカッターに、ボガーツのバットは空を切った。マウンド上で山本は珍しく咆哮。中継の放送席も「最後はスプリット、吠えました!」と伝え「気持ち入ってましたね」と唸るほどの渾身の一球だった。
MLB公式の『baseball savant』ではカッターと記録されたこの魂の投球に、ABEMAのコメント欄も「山本良く頑張った」「山本えぐいやんけ」「エースやん」「よーーし!いいぞ!ヤマモロゥ!」「痺れるねー」「すごいよ由伸さん」「パドレス相手には充分だな」「やっぱ由伸メンタルつえーよ」「いやー・・・良い試合や」などと日本時間で早朝5時10分開始の試合にも関わらず盛り上がった。
この気迫が野手陣にも伝わったのか、直後の7回に一挙5得点を挙げ、7-2と勝ち越しに成功。結局、山本は6回で降板。6回2失点6奪三振と試合を作り、今シーズン11勝目をマークした。また、ドジャースには優勝マジック31が点灯した。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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