「僕たちとは異なる魅力を見せたと思います」と高評価
ユンホは番組で、東方神起の楽曲を課題曲とした第4ラウンド「K-POPレジェンドマッチ」の審査員を務めた。デビューから22年を数える伝説的存在のユンホは圧倒的な貫禄を放ち、練習生たちはそのオーラに驚く。
2チーム目が披露するのは、2011年にリリースされた代表曲「Why? (Keep Your Head Down)」。ユンホはこの楽曲について「僕にとって思い出の曲ですね。身を削る努力で東方神起を再起させました」と強い思い入れを語る。
練習生たちのこれまでのステージ映像をチェックしてきたというユンホは、「Why?」チームの日本人練習生・カイ(18歳)に「ステージでエネルギーを表現する姿が印象的でした。今日のステージも期待しています」と称賛のコメントを送りつつ、「練習で大変だったことはありますか?」と質問。カイが「イントロでユンホさんから出る強烈なエネルギーをどう表現すべきか、たくさん研究して準備しました」と答えると、ユンホは「バランスよく魅力を見せてほしいですが、この曲の特性上、実力差がわかりやすいと思います。その差を感じなければ素晴らしいと判断します」と冷静に伝えた。
MCも「いつになく審査基準が高いようですね」とコメントし、「Why?」チームのメンバーに緊張が走る。「楽しんで見ますね」と微笑むユンホに、控室で見守るマスターは「もっと緊張する」「ユンホさん怖いですよ!」「ああ言われるとより緊張する」と苦笑いした。またユンホからイントロのアレンジの鍵を握るキーワードについて問われると、キム・ジョンフン(17歳)は「キーワードは“躍進性”です。そのため、パワフルにするよりは叙情的で静かなダンスを用いることで、対比させて躍進性を表現しました」と、アレンジの意図を説明した。
そして本番のパフォーマンスがスタート。ジョンフンの説明通り、ピアノの旋律に乗せて、メンバーが切ない表情を浮かべて楽曲の世界に観客を引き込む。そしてビートが響き渡ると一変、ヒロトがギラギラとした視線を浮かべ、マスターたちは「すごくかっこいい!」と驚く。そしてカイが「行くぞ!」と絶叫し、鬼気迫る表情でメンバーがパフォーマンスを繰り広げていった。楽曲に込められた怒りや悲しみ、憎悪の感情を全身で表現するメンバーを、ユンホも食い入るように真剣に見つめる。
ユンホは「叙情的なイントロに仕上げたと言っていましたね。どんな姿かと期待してました。結果をお伝えすると、いい選択だったと思います。最後にビートをまとめる部分が印象的でした。僕たちとは異なる魅力を見せたと思います」と高評価。メンバーは胸を撫で下ろし、マスターたちも「私が評価されてる気持ち」と胸を撫で下ろした。(『B:MY BOYZ』/ABEMA K-POPチャンネル)
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