そんな斎藤さんは日本一の鰻養殖会社を若くして率いているが、その道のりは決して平坦ではなかった。「19からずっと現場で働いてたんで、月給が5万とかだったんです」と、下積み時代の厳しい生活を振り返った。
「最初3年間ぐらいですかね、増やして、23か4の時かな、親父が死んで、そっから自分でやり始めてたっていう。下積みが長かったですね」と、最初の3年間は父親の元で5万円という少ない給料で現場経験を積み、その後父親の死去により若くして会社を引き継いだことを明かした。
さらに斎藤さんは「社長になっても苦労は絶えない」と語る。「僕の会社も5年前とか定期的に潰れそうになったりもするんです」「生き物なんで、やっぱり自然界の勝負になってくるんで、やっぱりこうきしめ、いくらも年商がこうばんってあったとしても、もちろん赤字の年ありますが、高いからって言って黒字なわけでもないんで」と、生物を扱うビジネスならではの難しさも吐露した。
「給料を上げ、社員のモチベーションを高めたり、業界が低迷する中、あえて事業を拡大する」など、引き継いだ会社をさらに成長させた手腕も披露。他の出演者たちからは「好感度高い」と称賛の声が上がった。
