実際、遠征時にもパスタだけは西シェフが選手たちの前で調理して提供していたそうで、槙野は「これこれこれ…」と満面の笑みを見せる。オリーブオイルにたっぷりの唐辛子とにんにく、そこにサバ缶を合わせるのが西シェフ流だ。当時よくペペロンチーノを食べていたのは内田篤人で、ペペロン→ご飯・サラダ→ペペロンと“締めぺペロン”するほど愛食していたという。
西シェフは「一番困ったのは香川(真司)さん。“辛くないペペロンチーノを作ってください”って…」と、選手たちの意外な嗜好も吐露。そんなペペロンチーノを久しぶりに食べた槙野と安田は「優勝!」「これですよ」「ぜんぜん変わらない」と大絶賛した。
スポーツチームに帯同するスタッフの一人として、「選手の母親代わりになってカラダ作りを支える」と語った西シェフは、「母親みたいな気持ちで料理を作っていた。それが大事なのかな」と、料理人としての矜持と慈愛の気持ちを明かしていた。
(ABEMAスポーツタイム)




