■裏垢不倫の心理は? 性癖を言いづらい実態も
元No.1ホステスで、自身も不倫経験がある不倫恋愛カウンセラーの児玉由加氏は、裏垢不倫の心理を「自己嫌悪があり自分に自信がなく、ありのままの自分を出したら愛されないと思っている。ダメと分かっている行動をとるほど精神的に追い詰められている」と解説。主な特徴として、「周りの目を気にしている」「親密なやり取りが苦手」「他人に弱音を吐けない」「物事をネガティブに捉えがち」を挙げる。
また、「罪悪感はあるとは思うのだが、それを自分で自覚できないぐらい、罪を重ねてしまっているので、これ以上罪の意識を感じたくないというのはあると思う」と分析した。
これにたくやさんは、「一般論としてはそう。自分に自覚がないのもその通りだ」としつつ、「これは正論であり“建前”だ。それだけで片付かない心情や、世間のややこしさがあり、受け皿として“本音”がある。性的なものもそうかもしれないが、家庭や仕事のグチの受け皿にもなっている」と反応した。
月刊TENGA43号「ニッポン人の性癖」最前線によると、恋人や配偶者に性癖を伝えた経験があるのは、男性が27.8%、女性が33.6%。SNSでは「性癖って恋人や旦那に全部は言えない…」「性癖を伝えたら引かれる、変態に思われるかも」「食の好みは知っているのに性の好みは知らない」といった声がある。
児玉氏は「オープンに話し合えないのは、たぶん性だけではない。普段から相手に言いたいことを言えていないから、より秘めた世界である性の話題も話せなくなっているのではないか」と、問題の根源を指摘する。
一方、あおちゃんぺは、「未婚の裏垢同士がつながって、本音で話した後に交際して、強い絆が生まれる可能性もある。使い方だけ間違えなければ悪くないのでは」と、メリットにも目を向ける。これにたくやさんは「未婚同士が裏垢で出会って、結婚している例を何組も知っている」と明かしていた。(『ABEMA Prime』より)
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