■「3000万円がひとつのセーフティーライン」

内山貴博氏
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 年金制度に詳しいファイナンシャルプランナーの内山貴博氏によれば、老後2000万円問題もあるが、「年金だけである程度ゆとりある生活を望むなら、専門家の間では3000万円必要という試算も出ている」という。「私もライフプランを作ったりするが、3000万円がひとつのセーフティーラインで、老後破綻することはない方が多い印象」。

 その上で、「今、老後を迎えてる方はそれなりに年金額もしっかりあるが、若い方はまだ時間があるので、今後いろんな可能性があることを視野に入れて、できる対策をやってほしい」と述べた。

 一方で、梅子さんは、取材をしていく中で、「助けてくれる制度が、日本にはいっぱいあることに気づかされた」といい、「例えば、市役所に家賃がすごく大変だと言ったら、場所は悪いけど1万円で借りれる家を紹介してくれる。もう本当に困った人は声を上げさえすれば、助ける仕組みは結構整っていると思う。そういう意味で日本に住んでいる限り、そんな悲観的に捉えなくてもいいんじゃないかと思う」との見方を示した。

(『ABEMA Prime』より)

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