山手線が“サイドステップ”? 車体運搬車「ノントラ」とは? 車両基地に潜入! ニュース解説 2025/08/30 06:50 拡大する 今年で「環状運転100周年」の山手線の車両基地を取材した。 JR東日本の東京総合車両センターは京浜東北線の大井町駅に隣接しており、広さは約22万平方メートル(東京ドーム約5個分)。車両の検査や部品交換、清掃やメンテナンスを日々行っている。 山手線の編成総数は50本、1編成は11車両ある。ここでは「特別な機械による山手線の横移動」を見せてもらった。 基本的に電車は「縦」にしか動けないが、検査などで横に動かす場面では専用の機械に乗せて、1両ずつ“サイドステップ”のように運ぶのだ。山手線の車両は水色の機械に乗せられ、静かな機械音と共にスライドしていった。 続きを読む