【ブンデスリーガ】シュトゥットガルト 1-0 ボルシアMG(日本時間8月30日/メルセデス・ベンツ・アレーナ)
ボルシアMGで初先発を飾った日本代表FWの町野修斗が、得意のロングスローでチャンスを演出している。
日本時間8月30日のブンデスリーガ第2節で、ボルシアMGはアウェーでシュトゥットガルトと対戦。キールからの新加入ながらふくらはぎの負傷で開幕から出遅れていた町野は、CFで移籍後初スタメンを飾った。
スコアレスで迎えた前半終了間際には、湘南ベルマーレやキール在籍当時から武器としていた“飛び道具”で決定機を演出する。
CKからのクロスを相手がクリアでタッチラインに逃れると、ボールサイドに町野が向かう。直前のセットプレーに続き味方CBもゴール前にいる状況で、町野は長い助走から低い弾道の鋭いロングスローを送った。
これをキールでもチームメイトだったMFフィリップ・サンダーが頭で後ろに逸らすと、最後はFWフランク・オノラが左足でシュート。相手DFに当たったことで、ボルシアMGは再びCKのチャンスを獲得した。
ABEMAで解説を務めた太田宏介氏は「ほとんどCKと同じ弾道でゴール前に届けています。これは武器になりますね。ロングスローは相手ディフェンスからすると、独特の弾道や逸らした後の処理が非常に難しいです」と、DF目線で対応の難しさについて明かした。
このロングスローはABEMAのコメント欄やSNSでも話題を集め、ファンからは「良いわ武器だなこれ」「コーナーみたい」「速い」「ロングスローできるのはマジで武器になる」「ロングスロー結構効くな」「町野砲」「デラップみたい」「町野の背筋すごい」「ロケットやんけ」「町野のロングスローさらに鋭くなってない?笑」「相変わらず飛距離凄いな町野のロングスロー」などの声が挙がる。
さらに9月には日本代表戦(メキシコ代表とアメリカ代表と対戦)が控えていることもあり、「代表でもロングみたい」「このロングスロー代表でも絶対に使える」「これ代表でも町野がロングスローか?」などの反響も出ていた。
町野の代名詞とも言えるロングスローは近年、サッカー界全体でブームになりつつある。初先発の試合で早くも任されていることを見ると、チームとして彼の飛び道具に多くの信頼を寄せているのだろう。なお、試合は1ー0でシュトゥットガルトが勝利。町野は75分まで出場した。
(ABEMA/ブンデスリーガ)

