藤本タツキ氏の短編集「藤本タツキ短編集 17-21」「藤本タツキ短編集 22-26」より、全8作品のアニメ化が決定。キービジュアル、予告編が公開された。
アニメ化されるのは、人類が滅亡した世界で生き残った2人の絆を描く「庭には二羽ニワトリがいた。」をはじめ、思春期の衝動がさく裂する「佐々木くんが銃弾止めた」、恋心が宇宙規模で暴走するSFラブコメ「恋は盲目」、ネジの外れた殺し屋少女の暴走愛「シカク」、海中のピアノが奏でる少年と人魚の恋「人魚ラプソディ」、ジェンダーの枠を超えて“自分らしさ”を見つける「目が覚めたら女の子になっていた病」、過酷な宿命を背負った兄妹の再生の物語「予言のナユタ」、絵に懸ける姉妹の嫉妬や葛藤、そして成長を描く「妹の姉」の8作品。
本作のアニメ化にあたり、TVアニメ「ブルーロック」の渡邉徹明氏、映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の武内宣之氏、TVアニメ「魔法使いの嫁 SEASON2」の寺澤和晃氏など7名の監督と、ZEXCS、ラパントラック、GRAPH77、100studio、スタジオカフカ、P.A.WORKSといった6つのスタジオが参加。
ボイスキャストには、小野賢章、堀江瞬、花澤香菜、杉田智和といった豪華声優陣のほか、クズ芸人として話題の岡野陽一が参加するなど、多彩な才能が集結した。
またアニメ化の発表に伴い、キービジュアルと予告編も公開。「原点が、動き出す」というキャッチコピーのとおり、キービジュアルには各作品の多彩な世界観が1枚に凝縮され、予告編では、「チェンソーマン」、「ルックバック」の原型ともいわれる「予言のナユタ」や「妹の姉」など、純粋で、凶暴で、無邪気で、刺激的な藤本タツキの原点となった作品群が鮮烈に描き出されている。
なお、今回のアニメ化にあたり、原作の藤本タツキ氏からは、「学生時代に作られた作品がアニメ化するというのは、本当にしてしまってもいいのか、誰かのインスピレーションに頼り切った作品になってしまってないかと不安になりました。でも、僕はまだ見れていないのですが、それらが才能のある監督さん達に作られた事によってちゃんとした作品になっていると信じています。」と本作への期待のコメントが寄せられた。
各作品の詳細と予告編
