【写真・画像】「加害者家族の苦しみも考慮して…」ヒコロヒー、凶悪事件の犯人にも対応する”差し入れ屋”の仕事に複雑胸中「どういう気持ちでやってるんですか?」 2枚目
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 吉田さんはさらに、「加害者の家族」という社会から忘れられがちな存在がいることを説明。「加害者家族が最も傷つき、社会から守られづらくなっている。その方たちには、“自分の家族が加害者になってしまった立場として、受刑者に差し入れをしたい”という思いがある。そこを繋ぐことが助けになるし、社会復帰の手助けにもなるんじゃないか」という思いを語った。

 それでもヒコロヒーは引き下がらず、凄惨な事件を起こした受刑者の元に差し入れをした際の心情を訪ねたという。返ってきたのは、「感情として思うことはあります。ただ、日々の仕事が大変なので、何も考えず仕事はできます」という言葉。ヒコロヒーはこれで考えが変わったそうで、「一番感情がぐちゃぐちゃになったことのある人の発言なんじゃないか。何周もいろんなことを考えた先で、まだこの仕事をされている方の哲学めいた発言だったのかなと思いました」と語った。(ABEMAドーピングトーキング』より)

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