受給率3割以下の実情
【映像】「払うのが馬鹿らしい」「刑事的な罰則は日本にない」2年間、養育費“未払い”のスミヨシさん(40)
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 去年、成立した改正民法によって 施行まで1年を切った「離婚後の共同親権」。今回の法改正では、離婚した場合でも双方が子どもの養育に責任を負うことが明確化されている。 そうした中、離婚した父母の間で大きな問題となっているのが 「子どもの養育費未払い」。

【映像】「払うのが馬鹿らしい」「刑事的な罰則は日本にない」2年間、養育費“未払い”のスミヨシさん(40)

 「去年の夏頃から支払いが止まっている。どうやら仕事がうまくいかなくて、生活が困窮したから払えないと…」と話す女性。離婚するとき、養育費を月6万円支払うと取り決めしたにもかかわらず、1年以上未払いが続いているという。「子どもの服や靴は綺麗なものを履かせてあげたいが、古着を買って節約したり、男の子3人なので、食費でいっぱいいっぱいだ」。

 実は、この女性だけでなく、離婚した父親から養育費を受け取っている母子世帯は3割以下。7割以上は未払いだ。民法改正でも「父母はこどもの利益のため互いの人格尊重や協力が義務」と明記されているが、なぜ支払わないのか。『ABEMA Prime』で、当事者に話を聞いた。

■養育費の支払いをやめたスミヨシさん(40)
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