購入者を焦らせる「在庫残り1個」「タイマー」表示、定期購入がデフォルト…不利な選択へ誘導する“ダークパターン”の実態 自衛するためには ABEMA Prime 2025/09/07 18:40 拡大する 「通販で注文した商品が、勝手に定期購入になっていた」「サブスクをようやく解約できたと思ったら解約料を取られた」――このように、消費者を不利な選択へ巧みに誘導する手法「ダークパターン」の被害が増えているという。 東京科学大学のシーボーン・ケイティー准教授が、ショッピングや音楽、ゲームなど、国内向けの人気アプリ200個を調べたところ、さまざまなダークパターンが発見された。購入者を焦らせる「カウントダウンタイマー」や「在庫残り1個」といった表示、さらに悪質なケースでは、「残り1個」とされていた13万円のパソコンが、下にスクロールすると目立たない場所で同じ商品が12万円台で販売されていた。アプリ200個のうち93.5%で「ダークパターン」を、平均で「3.9」種類の手法を確認したということだ。 続きを読む