【写真・画像】風速約75メートルの「静岡の竜巻」は「6段階中3番目」? なぜ予測が難しい? 気象庁元長官が解説 1枚目
【映像】電柱・トラックが倒れ、屋根が吹き飛んだ! 衝撃の竜巻被害(リアルタイム映像も)
この記事の写真をみる(8枚)

 5日、静岡県内で推定風速75メートルの“過去最強クラス”の竜巻が発生。電柱が倒れ、4トントラックが横転するなどの被害が出た。

【映像】電柱・トラックが倒れ、屋根が吹き飛んだ! 衝撃の竜巻被害(リアルタイム映像も)

 この竜巻は、突風の強さを示す「日本版改良藤田スケール」において6段階のうち上から3番目の「JEF3」に該当するという。

「JEF4」「JEF5」とはどれ程の脅威なのか? そもそも竜巻が発生するメカニズムや起きやすい場所はあるのか? 気象庁元長官 西出則武氏に聞いた。

━━「JEF3」はどの程度の強さなのか? 

「『木造住宅が崩壊』『鉄筋コンクリート住宅のベランダや手すりが変形』『アスファルトが剥離・飛散』といった被害が出る強さだ」

━━日本よりも竜巻被害が多いアメリカではどの程度の強さなのか?

「アメリカでは最も強い『JEF5』も発生する。これは“何もかも跡形もなくなる”ほど強い竜巻だ」

竜巻発生のメカニズム
この記事の写真をみる(8枚)