竜巻発生→「木造2階の窓際に避難」はキケン? 気象庁元長官に聞く“正しい避難法” ニュース解説 2025/09/10 07:10 拡大する 5日、静岡県内で推定風速75メートルの“過去最強クラス”の竜巻が発生。電柱が倒れ、4トントラックが横転するなどの被害が出た。 竜巻は予測が難しいというが、避難する際に気を付けるポイントなどについて元気象庁長官 西出則武氏に聞いた。━━竜巻が起きた時、我々はどんな行動をとるべきか?「気象庁が竜巻注意情報を出したら、まず空を見ていただきたい。竜巻注意情報が県全域に出た場合、同じ県でも大きく離れていると状況が異なる。ある場所はまだ青空であっても別の場所は真っ黒い雲が近づいていたり雷がピカピカ光って雷鳴がしたり、冷たい風が吹いてきたりする。こうなるともう屋外にいると危ないので、倒壊の恐れがある木造ではなく、できればコンクリート造りの建物の中に逃げ込んでいただきたい」 続きを読む