内田氏は、具体的な調査事例として「最近のケースだと上層部、役員や会長の経費というか金遣いがあまりにも激しいというのでご依頼をいただいて、どういうところにお金を使っているのか、本当に必要経費なのか、判断材料として求めていた。領収書があれば金額はわかるが、実際に本当に必要な接待の会社関係の人がいたのか(はわからない)」と紹介。調査方法については「お店にもよるが、入れるところはお客さんを装って、飲食店、居酒屋、キャバクラ、クラブの入れるところはすべて入る」と語った。

 取材中にも複数の調査現場から随時報告が入り、その情報はリアルタイムで依頼者に届けられていた。それらはまさに不都合な事実だらけだった。「自分だけは絶対にバレない」その慢心が、不都合な結果を招く。「自分は大丈夫だろうは、まさに危険サインだと思う」(内田氏)

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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