【ブンデスリーガ】フライブルク 3-1 シュトゥットガルト(日本時間9月13日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
最後の最後に”若さ”が出てしまった。勝利に貢献する好プレーを連発していたフライブルクMFヨハン・マンザンビが、危険なハイキックをかまして一発退場となった。
日本時間9月13日のブンデスリーガ第3節で、フライブルクはホームでシュトゥットガルトと対戦。前半に先制を許しながらも、81分、86分、90+2分にゴールを奪い、3ー1と逆転した状況で試合終了間際を迎えていた。
この試合で大車輪の活躍を披露したのが、フライブルク下部組織のマンザンビだ。19歳のスイス代表MFは86分の勝ち越しゴールに絡み、後半アディショナルタイムにはドリブル突破からPKを獲得するなど、逆転の立役者となっていた。
マン・オブ・ザ・マッチに値するような大活躍だったが、試合終了間際に全てを台無しにする不用意なプレーを見せてしまう。DFヨルディ・マケンゴがアバウトに前線へ蹴り込んだボールに反応したマンザンビは、足を高く上げてコントロールしようとした。しかし、これがシュトゥットガルトのDFラモン・ヘンドリクスの頭に直撃するハイキックになってしまう。
足裏を見せた危険なプレーに主審は迷わずレッドカードを提示し、試合時間が残り1分を切った状態で一発退場となった。ABEMAで解説を務めた鄭大世氏は「それはダメでしょ。若さが出ましたね。全然いらないですもん」と、苦言を呈するコメントを残していた。
ABEMAのコメント欄やSNSでも話題を集め、ファンは「やりたい放題やって一発レッド」「マンザンビ劇場すぎる」「マンザンビは赤かい」などと反応。また、SNSでは現地ファンから「愚かなレッドカードだ…」「完全にやりすぎ」「クレイジーだ」など呆れた声が出ていた。
まだプロ2年目ながらすでにチェルシーやドルトムントが興味を示すなど逸材として評判のマンザンビだが、いわば良いところと悪いところが一気に出る試合に。この失敗を今後の成長の糧にすることができるだろうか。なお、試合は3ー1でフライブルクが勝利。鈴木唯人は日本代表帰りでコンディションが整っていなかったか、この日はベンチ外となっている。
(ABEMA/ブンデスリーガ)

