【ブンデスリーガ】マインツ 0ー1 ライプツィヒ(日本時間9月13日/メーヴァ・アレーナ)
マインツのMF佐野海舟がパーフェクトな回収を披露。ファンも騒然とした。
日本時間9月13日のブンデスリーガ第3節で、マインツはホームでライプツィヒと対戦。日本代表・アメリカ遠征帰りの佐野もスタメンに名を連ねた。
マインツが0ー1と追いかける展開で迎えた55分、佐野は得意の“回収”を披露する。敵陣に押し込んで攻撃を展開すると、DFドミニク・コールがボックス内で右足を振り抜く。これをライプツィヒの守備陣がブロックし、最前線のFWホムル・カルドーソがこぼれ球を拾ってカウンターに転じようとしていた。
このトランジションの場面で佐野が輝く。身長193cmの屈強なブラジル人FWの懐に入り、グッと前に身体を入れて瞬く間にボールを回収。そのままチームメートにボールを預けて二次攻撃へと繋げた。
解説の安田理大氏は「佐野選手のような選手を、懐が深いと言いますよね。腰がずっしりしていて、ボディバランスを崩さない。身体のサイズがあまりない分、ブンデスリーガでプレーする体格の大きい選手にも潜り込める」と、圧倒的なボール奪取能力を絶賛した。
このワンシーンにはファンも注目。SNSでは「佐野海舟のボディバランスが日本人じゃない」「強い」「素晴らしい対応」「ナイス回収!」「ちょっと佐野海舟すごい…どこにでもいる…強い…全然倒れない」「海舟、強すぎるだろ今の。デュエル無双」「海舟ほんまマインツの中でぶっちぎりにすごい選手になってるやん…」など称賛の声が寄せられた。
フル出場してマインツを牽引した佐野だったが、チームは0ー1で敗戦。開幕3試合未勝利(1分2敗)と苦しんでおり、次のアウクスブルク戦(9月20日)で悪い流れを断ち切りたいところだ。
(ABEMA/ブンデスリーガ)

