ほぼ初めての海外旅に向けて、新調した服やカバンの総額は約20万円。しかし、張り切って準備した私服は、旅のスタート地点で泥まみれに。悲痛な叫びとともに、令和ロマン・くるまの南アジア縦断旅が幕を開けた。
9月21日、ABEMAオリジナルドキュメンタリーバラエティ番組『世界の果てに、くるま置いてきた』#1が放送された。
『世界の果てに、○○置いてきた』シリーズ(通称・せかはて)の第3弾となる本作では、物心ついてから海外旅行経験がなく、ほぼ人生初海外となる令和ロマン・くるまが、バングラデシュ南端の離島に置き去りに。過去シリーズ同様に、移動手段はローカル路線バスやヒッチハイクなど基本陸路のみというルールの中、約2週間の南アジア縦断旅に挑む。
目隠しをした状態でディレクターに手を引かれ、くるまが連れてこられたのは、バングラデシュの沖合から50キロ離れたニジャームディップ島。アイマスクを外すと、見渡す限りの沼地が広がっていた。ディレクターから、旅のゴールが「幸せの国・ブータンの王宮」だと聞かされると、くるまは「この装備で入っていい場所ですか?正装じゃなきゃ駄目なんじゃない?」と心配そうに尋ねた。この時点ですでに、靴やズボンの裾は泥まみれ。なお、本番組の取材会でくるまが語った内容によると、この旅のために買いそろえた服や靴、リュックサックなどの総額は「20万ぐらい」とのこと。泥だらけになった足元に目をやり、くるまは「お釈迦ですよ。俺のとっておきの。買ったばかりの」「全身新品ですよ」とショックを隠せない様子だった。
濁った川を泳いで渡ることに…

