旅がスタートして早々、災難に見舞われたくるまを、今度は恥ずかしさが襲った。リュックサックについていたのは、飛行機の手荷物タグ。ディレクターから「リュックに飛行機のタグがついてますけど…あえてなんですか?」と指摘されると、くるまは「外すとか外さないとか、わからないので。外したら怒られるのかなと思って、ずっとつけていました」と海外初心者らしい発言。外して良いものだと教えられると、くるまは「すごい恥ずかしかったです。服買ってタグついてるみたいな状態ってことですよね?」とバツが悪そうな表情を見せていた。
その後、くるまはスタッフとはぐれてしまい、なんとか無事に合流するも、その矢先、再びピンチに直面する。行く手が川に阻まれ、泳いで渡ることになったのだ。川に入る身支度を整えながら、「カバンだけはなんとか守り抜きます」と口にしたくるま。「買ったばっかですよ!」と嘆きつつ、リュックサックが濡れないよう大きなビニール袋に入れ、それを抱えて川の中へ入っていった。災難続きのくるまだったが、ここで小さなラッキーが起こる。リュックサックと一緒に空気もビニール袋の中に入ったため、浮き具として使用することができたのだ。荷物をビート版代わりにし、川を渡りきると、くるまはビニール袋を開けて中をチェック。新品のリュックサックはまったく濡れておらず、くるまは「無事です!」と安堵していた。
令和ロマン・くるま、「やっぱ日本人が舐めちゃってる」“発展途上国”で気づいた自分の中の先入観「今日出会った13歳の少年が…」

