9月21日、ABEMAオリジナルドキュメンタリーバラエティ番組『世界の果てに、くるま置いてきた』#1が放送された。
『世界の果てに、○○置いてきた』シリーズ(通称・せかはて)の第3弾となる本作では、物心ついてから海外旅行経験がなく、ほぼ人生初海外となる令和ロマン・くるまが、バングラデシュ南端の離島に置き去りに。過去シリーズ同様に、移動手段はローカル路線バスやヒッチハイクなど基本陸路のみというルールの中、約2週間の南アジア縦断旅に挑む。
番組内でトゥクトゥクに揺られながら、くるまは思いがけない本音を吐露していた。M-1グランプリという頂点を制覇してしまったことで感じていた空虚さについてだ。
「M-1優勝して、その時点で結構もう目標なくて、別にテレビすげえ出たいとかじゃないし、もうなんもやることねえなと思ってて」
お笑い芸人としての最高峰を制したあと、くるまは「連覇を目指すっていうモラトリアムを自分で作って留年した」と表現。そして連覇を達成した後は「いよいよ、いよいよどうしようみたいな」と、さらなる喪失感に見舞われていたという。
「どこでどう俺は変わるのかな」
