そんな中での自粛期間と、この南アジア縦断旅のオファー。くるまにとってこの旅は単なる番組収録以上の意味を持っていたことが、彼の言葉から伝わってくる。
「何の道に進むか決まんのかなみたいな。どこでどう俺は変わるのかなと思って」
ほぼ初めての海外体験となるこの冒険を通して、くるまは自分自身の変化を探し求めていた。泥まみれになった新品の装備、マングローブ林での遭難、連続するぼったくり被害など、さまざまな「洗礼」を受けながらも、彼の中では内なる探求が続いていたのだ。
しかし、くるまは「今のとこ新しいものしか見てなくて、とても刺激的なんですけど、全く日本の時と変わってないっすね、今日。本質的には変わってない。でも、それでいいのかもしれない」と呟いていた。
「外国人だから多めにもらうよ」令和ロマン・くるま、ほぼ初海外でぼったくり被害にあいまくる
