依頼者の要望に応え、間寛平探偵は1970年代から虎のマスクで顔を隠し、新宿・歌舞伎町界隈では知らない人がいないという「新宿タイガー」と依頼者を引き合わせた。依頼者は感動のあまり声を上げながら号泣。そして「100人のうち1人くらい意地悪なことを言う人がいる」という悩みを打ち明けると、「全然相手にしない方がいい。俺なんてコカコーラでボコンと殴られて血が出たことがある。暴力とかそういうものは相手にしない方がいい」と助言した。また、新宿タイガーは新聞配達で生計を立てていることを明かした。
依頼者は新宿タイガーさんとの出会いを通じて「今日はいっぱいエネルギーを吸収してね。丹波篠山に持って帰って、皆さんにね、ラブアンドピースを伝えていこうと思います」と語り、猫として生きていくための指針を得た様子だった。
最後に依頼者の父親がずっと気になっていた間寛平探偵は、こっそり聞いてみると「すごい人」の娘であることが判明し、「死ぬまで言うたらあかんわ。お父さんショックで死ぬで!」と訴えた。
