そんな中、異彩を放ったのがフェザー級オーディションに現れた川村優平。2019年に行われた「格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR」で武尊チームの一員として戦ったのち、ゲイビデオに出演するなど「意味のわからない方向に進んでいた…ブレイキングダウンに人生を懸けに来ました」と語る。

 朝倉未来から「男が好きなの?」と聞かれた川村は「男もいけます。タイプは…メカ君さん」と、大宮喧嘩自慢のエースを指名。実際に戦う相手となると、川島悠汰に照準を定めていることを明かす。

 だがその後、地下格闘40勝の「団長」とのスパーリングを促された川村は、金網リングに上がってリングを練り歩くと、ニヤつきながら川島に向かって「すごいタイプ」とラブコール。やはりタイプだったことを明かし、会場からは笑いが起こる。

 いざゴングが鳴ると、187cmの身長を活かした間合いの取り方で、試合経験に勝る団長の攻めをうまく交わし判定勝利。そのままリングを後にするかと思いきや、川村は団長に抱きつき、まさかの口に濃厚なキス。

 見ていた朝倉は爆笑しながら「バケモンが誕生したかも。あいつ溝口さんと試合したら面白いんじゃない」と、横にいた同身長のブレイキングダウンCEO・溝口勇児氏との対戦を勧めていた。

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