中盤、カイリはエルボーやトップロープを利用した“パタラス・エネル・ペチョ”式フットスタンプで反撃。さらに高速の裏拳“カットラス”2連発で畳み掛ける。しかしステファニーも泥臭い頭突きで流れを変えると、ロープサイドでの変形ドラゴンスクリューを敢行。WWE解説のもりおも「うわー、エグい」と漏らす一撃から、場外で檄を飛ばしていたアスカとカイリをまとめてクロスボディで蹴散らした。
終盤はステファニーの独壇場。「やるわよ」と指を立て会場を煽ると、相手の頭を脚で挟み込みマットに叩きつける「デヴィルズ・キス」の体勢へ。テレビマッチでは久々となるこのシーンに“美尻”が強調され、観客からは「きたああ!」「お尻タイムだ」「待ってました」「ぷるんぷるんだな」と大歓声が巻き起こった。
打撃が落ちるたびに場内はカウントが起こり、この日はカメラも意図的に左右からの“美尻ショット”を連発。「カット割りも完璧!」「脳が揺れる」とSNS上でも大盛りあがり。さらにステファニーは必殺「SVB」を改良した垂直落下式で放ち、カイリを沈めてフォール勝利を収めた。 試合後にはアスカと一触即発となり、王座決定戦での介入を嫌うイヨが制止に入るなど、複雑な人間関係が交錯。週末の決戦に向けて大きな火種を残す一戦となった。
(ABEMA/WWE『RAW』)
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