【ブンデスリーガ】アウクスブルク 1-4 マインツ(日本時間9月20日/WWKアレーナ)
まさに“らしさ全開”だ。マインツのMF佐野海舟が自陣でのパスカットから敵陣を独走して、最後は精密スルーパス。初ゴールに続いて飛び出した初アシストにファンも熱狂している。
マインツはブンデスリーガ第4節でアウクスブルクと敵地で対戦。14分に見事なボール奪取から左足を一閃してブンデスリーガ2年目にして初ゴールを記録した佐野は、さらに60分、圧巻の初アシストを記録する。
アウクスブルクのMFアンノア・マッセンゴに出たパスをいち早く察知した佐野は、鋭い出足でインターセプトし、そのままドリブルを開始。すぐさま相手MFクリスティヤン・ヤキッチのスライディングを受けるも、これを右にヒラリとかわして一気に加速。敵陣の中央右サイドを約60mにわたって独走すると、そのまま追い付かれることなくボックス内へと侵入した。
ここで佐野は瞬時にパスを選択。GKとDFの間を狙うスルーパスは、DFクリスラン・マツィマの滑り込む足が届かない絶妙な位置へと届き、走り込んだMFパウル・ネーベルが無人となったゴールに蹴り込み難なく追加点をゲットした。
マインツは53分に退場者を出していたが、その穴を補って余りある佐野の“1人カウンター”には日本のサッカーファンも騒然。SNSでは「佐野えぐい」「佐野海舟というモーター」「世界のダイナモだよ」「とんでもない選手だわ」「1人カウンターやばすぎ」「くっっっそ上手いなんだこれ」「数的不利でより凄まじくなってる」「この推進力よ」「化け物」「環境破壊すぎる」「海舟無双!」「このままビッグクラブに移籍してくれ」など驚愕の声で溢れ返った。
さらに佐野は、69分に実質アシストというお膳立てで3点目を演出して驚愕の3ゴール関与。1対1のデュエル勝利数も両チーム最多の14回と躍動し、マインツを4-1の快勝に導き、文句なしでマン・オブ・ザ・マッチに選出された。
(ABEMA de DAZN/ブンデスリーガ)

