モンスターウルフを開発した太田精器の太田裕治社長は、開発のきっかけについて「大学の先生から、(クマの)天敵はオオカミだよとアドバイスをいただいた。そこからオオカミの形にして、目と足元が点滅して光って、(オオカミの)音を入れて、2016年にモンスターウルフを完成させた」と語った。

 半径20メートル以内に動物が来ると赤外線センサーが反応し、最大90デシベルの音量で威嚇する仕組みだ。「ガオー」「オラオラオラ!」など、音はオオカミや人の声など50種類以上がランダムに流れ、1パターンにしないことで動物を慣れさせない工夫がされている。これにより、クマなどの動物を近寄らせない効果があるという。

「クマに一番効果がある」
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