まずはセミを捕まえるべく、依頼者親子と桂探偵は大泉緑地へと向かうことになった。現場に着くと、すぐさまセミ1匹を捕獲し、そのセミは当時と同じく依頼者の指に止まった。そして、依頼者の指にチクッとした痛みが走り、「チクリと来てます。痛え…ありがとう」と報告。息子は「まじか!ガチだった」と驚いた。

 ここで桂探偵が、生物ハンターに連絡を入れると、セミが人間を刺す(吸汁する)行動について、「セミが弱ってきているとき、しがみついたものに対してなんとか栄養補給しようとする行動の一つではないか」との見解が示された。しかし、「刺されるまでジーッと黙って見てる人なんていないでしょ」といい、桂探偵は「ここにいるんです」と伝えた。

「いろんなセミに刺してもらいたい」130匹を用意
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