——今回のコスプレで工夫した点などはどんなところでしょうか?
めりこ:2Bは人間ではないアンドロイドのキャラクターなので、当日に向けて体型管理にも力を入れました。衣装面では、スカートの裾の内側にセットアップテープ(ハリガネのようなもの)を約2メートル分縫い付け、キャラクター特有のシルエットを再現できるよう工夫しました。
また、剣を使ったポージングは慣れていなかったため難しかったですが、とても楽しかったです。前日には家の鏡の前で剣を振り回して少し練習したりもしました(笑)。余談ですが、そのときは片足立ちや不安定なポーズも問題なくできたのに、いざ目隠しをした状態で本番に臨むと、視界が制限されてバランスを取るのが少し大変でした。
——完全に目元が隠れるコスプレでしたが、視界は大丈夫でしたか……?
めりこ:ゴーグルには、向こうが透けて見える特殊な生地を使用しました。ヨルハ部隊員である2Bにとって、ゴーグルは欠かせない装備だと思ったので、視界を確保しつつキャラクターらしさを出せるよう工夫しました。
実際には、網戸越しに外の景色を見ているくらいの感覚で周囲の状況を確認でき、明るい場所であれば本も読めるほど視界は十分でした。目元が隠れているため最初は不安もありましたが、慣れてくると自然に歩いたり、ポージングしたりすることができ、キャラクターになりきる体験を楽しめました。
——活動の告知や、今後やってみたいコスプレがありましたらお聞かせください。
めりこ:今後挑戦してみたいコスプレは、同じく『NieR』シリーズのカイネやA2です。また、『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』や『学園アイドルマスター』のキャラクターなど、アイドル系のコスプレにも挑戦してみたいです。
活動については、年内の予定として池袋ハロウィン(池ハロ)と冬コミに参加する予定です。冬コミでは、もし当選すれば『崩壊:スターレイル』のイラスト本と写真集を出す予定で、コスプレ活動と同時に創作活動も楽しみたいと思っています。
——ありがとうございました!
随所に工夫を凝らした衣装&小物が目を引いためりこさんのコスプレ。世界観やキャラクターの表現へのこだわりを活かした次のチャレンジが楽しみだ。
<モデル・回答者>
めりこ
X:https://x.com/merico_cos
撮影:kato
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