【MLB】ダイヤモンドバックス 0—8 ドジャース（9月25日・日本時間26日／フェニックス）
ドジャースの山本由伸投手がダイヤモンドバックス戦に先発登板。6回を無失点で投げ終えベンチに戻ると、待っていたのは仲間たちからの惜しみない称賛だった。
序盤から力強い直球と切れ味鋭い変化球を織り交ぜ、相手打線を翻弄。6回94球を投げ被安打4、与四球2、7奪三振、無失点の快投で役割を果たした。今季30登板目にしてシーズンを投げ抜き、“新エース”としての責任を全うした格好だ。
この日は大谷翔平の54号やフリーマンの2本のホームランなど、大量援護が付いていたこともあり、マウンドを降りた山本は、ベンチでドリンクを口にしながらリラックスした表情。そこに大谷が笑顔で駆け寄りハグすると、その後もチームメートに次々と頭を“ポンポン”され、ベンチは祝福ムードに包まれていた。
リプレー映像では、カーショーとハイタッチを交わし、そのまま抱き合う姿も。名エースから直接労われる姿が映し出されると、中継の視聴者からも「カーショーとのハグは感動」「新エースや！」と感慨深げ。ベテランと若き右腕の絆が垣間見えるシーンは、多くのファンの心を打った。
昨季は右肩の負傷で約3カ月の戦線離脱を経験。しかし今季はシーズン通して戦い抜き、ついに“完走”を果たした山本。大谷とともにチームを支える存在として、その地位を不動のものにしつつある。カーショーらチームメートが送った祝福は、まさにエースとしての信頼の証と言えそうだ。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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