高島市長
【映像】高島市長「スタートアップ連続日本一ですけど」→スタジオで笑い

 実績のある経営者が日本の課題に挑む全く新しい「実績重視」の提言トーク番組、ABEMAFor JAPAN シーズン3 #24』が9月26日に配信。「スタートアップ都市として成功する福岡の政策」について福岡市・高島宗一郎市長に聞いた。

【映像】高島市長「スタートアップ連続日本一ですけど」→スタジオで笑い

 福岡市は日本人住民の人口増加率が全国1位であり、官民一体で取り組む支援などでスタートアップの開業率でも連続日本一という実績を誇る。

 株式会社サンテック 代表取締役社長 楯岡学氏は高島市長に「スタートアップ企業の貢献度をどのように評価しているか?」と質問。

 これに対し高島市長は「私は開業率を上げることを目的にしておらず、リスクを取ってチャレンジをする人が尊敬される日本にしたい。そのために、まず福岡をチャレンジする人がどんどん生まれる町にしたい。スタートアップには雇用と税収を涵養していくことが求められると言われるが、地方における貢献という観点はそれだけではない。福岡では教育・子育て・介護などの社会課題をビジネスの力で解決する企業が多い。例えば双子や三つ子が生まれた方の支援に特化したサービス、介護が必要な親を旅行に連れて行くサービスなど、ニッチだがみんなが困っているところをスタートアップが解決している。こういったものは雇用や税収だけでは測れない、地方にとっての大きな貢献だ」と答えた。

 福岡についての話題が盛り上がる中、株式会社シトラス 代表取締役 野口昌一路氏は「僕は福岡が大好きだが、実は本社を福岡に変えた。ただ、(スタートアップなどに向けた)補助金の申請を活用できていない」と口にした。

 高島市長は偶然に驚きながら「福岡は補助金申請などのハードルを下げるために『スタートアップカフェ』という新しいコンセプトを作った。そこでは、ビジネスのブラッシュアップ、福岡市にどのような補助金があるのか、グローバルに展開する際のサポートなど、無料で知ることができる」と話した。

 野口氏は高島市長の説明を聞き、笑顔で「近いので自転車で行きます」と述べた。
 

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