古舘伊知郎を土下座させた“絶妙な返し”とは?
企業の採点は、下は5点、上は10点までばらけたが、10点はなんと7社。過去の学生の中でもトップクラスに高い評価となった。
「10点」をつけた株式会社ワコールは「すごく人間力の高い方だと思いました。『お金持ちになりたい』という言葉もありましたが『本当にそうなのかな?』と思うくらい生徒に愛されている姿が目に浮かびました。ぜひ同じ京都として興味を持っていただけたら」と絶賛。
同じく「10点」をつけた九州旅客鉄道株式会社は「プレゼンだけ見ると『少し頭でっかちかな』と思いましたが、しっかり対話をして生徒から引き出すなど『どっちもできる』ところが非常にいいと思いました」と賞賛。
「10点」をつけた株式会社ベクトルは「プレゼンも塾の解決方法も非常に理論的に組み立てられているのに、目標はお金持ちという“俗欲”。そのバランスも含めて、弊社も俗欲なモチベーションがOKな会社なので、ぜひ来ていただきたい」と評価した。
さらに「10点」をつけた日本航空株式会社(運航乗務職)は「『プレゼン原稿をあまり考えてこなかった』とのことですが、自分の中に『こういうことを喋ろう』というものが出来上がっていないと喋れないものです。実はパイロットの仕事は表面的な手順だけ覚えてもできず、操縦もしくはその安全に関する根拠にポリシーを持っていないと安全運行ができません。将来教官として後輩を指導していただける立場に立っていただけたらすごくいいです」と絶賛した。
ここまでのやり取りを聞いた番組MCの古舘伊知郎が「パイロットなどこれまで“ノーケア”だったところの地平が開ける場合もありますね」とコメントすると岡元さんは即座に「地平じゃなくて『空』ですけどね」とバッサリ。
これには古舘も土下座し、「ここで来るとは思わなかった」と笑顔を見せた。
この記事の画像一覧

