■「東京一極集中と地方創生が相反してるとは思っていない」

政府も地方創生を推進
拡大する

 地方創生についてはどう考えているのか。西氏は「東京一極集中と地方創生が相反してるとは思っていない。例えば地方の企業、お酒や食品をもっとDXを活性化していこうっていうのが地方創生だと思う。なので、東京の会社がただ地方に流れるようになるだけでは、地方創生に繋がらない。東京と地方が協力して、お互い活性化できるのが1番いいんじゃないか」と答える。

 この意見に対し、小谷氏は同意し、「地方創生と言ったとき、どうしても『東京になろう』が強すぎると思っている。その地域にとって1番理想的な状態は何なのか。それを考えない限り、今の地方創生で『東京になっていこう』では難しいと思う」との見方を示した。

 リザプロ代表の孫辰洋氏は、「東京で過ごすのはコスパ悪すぎる。人材競争の中、東京で人材を取り続けられる会社もそんなにないと思う。東京でリクルーティングし続けるのは、簡単なことじゃない。この先、企業として『東京に本社機能を置いても採用できない』と言い始める会社が出てきそう」と予測した。

(『ABEMA Prime』より)

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