【明治安田J1リーグ】ヴィッセル神戸 2ー1 清水エスパルス(9月27日/ノエビアスタジアム神戸)
味方同士が交錯している間に失点。王者に逆転を許したミスに、非難の声が集まっているようだ。
J1リーグ第32節でヴィッセル神戸と清水エスパルスが対戦。その90+1分、アウェイチームに悲劇が起こる。
神戸のDF永戸勝也が清水陣内の左サイドにボールを蹴り込む。これに神戸FW小松蓮が抜け出そうとする中、清水はDF住吉ジェラニレショーンが小松を追走する形で、DFキム・ミンテは中央からサイドに飛び出す形で反応。ボールがバウンドして高く跳ね上がると、3人がほぼ同タイミングで落下地点に入る。だが、次の瞬間、住吉とミンテがぶつかってしまう。
小松をマークしていた住吉が転倒し、ミンテのクリアが小松の前のスペースに飛ぶ。ミンテも崩した身体のバランスをなんとか立て直そうとしながら小松とボールを追いかけるも、後手を踏んでしまう。そして最後は、小松がゴール前へグラウンダークロスを送り、それを神戸DF酒井高徳がきっちり押し込んでゴールを決めた。
試合終盤に逆転ゴールを決めた酒井が18,914人のサポーターと喜びを爆発させる。その一方で、住吉は呆然と立ち尽くしていた。
試合終了間際の痛恨の失点にファンは...




