【WEリーグ】ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 2-1 ちふれASエルフェン埼玉(9月27日/フクアリ)
ニューヒロインが待望の初得点だ。ジェフユナイテッド市原・千葉レディースに所属する16歳のMF角谷瑠菜が、WEリーグ初ゴールを記録。大きな話題となっている。
9月27日のちふれASエルフェン埼玉戦、スコアレスで迎えた15分だった。MF小川由姫が敵陣の低い位置から左サイドにロングフィード。ボールは長くなったものの、猛ダッシュしたFW山口千尋がタッチラインのギリギリで追いつくと、高速ダブルタッチで詰めてきた相手の股を抜いて突破。すぐさま右足インスイングでクロスを上げた。
このボールに飛び込んだのが、後方からゴールエリアに飛び込んだ角谷だ。相手のDF栃谷美羽の前にすっと入り、右足アウトサイドで合わせてゴールネットを揺らした。栃谷と交錯するような形になったためゴールの確信が持てなかったか、笑顔で「私ですか?」といったジェスチャーをしていた。
公式記録もしっかり角谷のゴール。ピッチ上のチームメイトたちに祝福された角谷は、手を挙げて歓声に応えると、さらにベンチ前に行って仲間やスタッフたちとハイタッチを交わした。
2009年5月9日生まれで現在16歳(高校1年生)の角谷は、今年3月に同じくちふれASエルフェン埼玉戦でスタメンフル出場し、15歳10か月20日でWEリーグの最年少スタメン出場記録と最年少フル出場を更新。この試合でついに嬉しい初ゴールを挙げた。16歳4か月18日での初ゴールは、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースでは最年少、WEリーグ史上でも2番目に若い記録だ。
ファンの反響は?


