【ブンデスリーガ】マインツ 0ー2 ドルトムント(日本時間9月27日/メーヴァ・アレーナ)
マインツに所属する日本代表MFの佐野海舟が、相手のカウンターを阻止して二次攻撃へと繋げる“無理が効く守備”でファンを沸かせた。
ブンデスリーガ5節でマインツはホームでドルトムントと対戦。昨シーズンの開幕戦から全試合先発出場を続けている佐野が、なぜチームから外せない存在なのかをパフォーマンスで証明する場面があった。
マインツが0ー1と追いかける展開で迎えた37分、自陣ボックス内でマイボールとしたドルトムントが、低い位置からボールを繋いでカウンターに転じようとしていた。
マインツからすると何としてもカウンターを阻止したかった場面で、完全に読み切った佐野がドルトムントのMFフェリックス・ヌメチャのパスをカット。一度ボールが宙に浮いたことでルーズボールになり、再びヌメチャとのバトルとなったが、こちらも球際の強さで強引にキープし、攻撃へと繋げた。
相手のカウンターを阻止するだけでなく、マインツの二次攻撃の機会を演出した球際の強さにはスタジアムも騒然となり、ABEMAで解説を務めた永井雄一郎氏は「Jリーグ時代よりも重心が低くなった印象です。バランスが崩れても、手をついて続けて動けるような状況を作っていますよね」とコメント。デュエルで勝てる理由について分析していた。
このワンシーンは、ABEMAのコメント欄やSNSでも話題を集め、ファンからも「佐野えぐいな」「佐野うんま」「佐野かっこいい」「佐野はすぐにプレミアに行け」「化物回収」「佐野だけ馬力がちげえ」「人間?佐野って」「いゃぁ上手い」「海舟やべぇよ」「ファイターすぎるな」と驚きの声が寄せられた。
この試合で数々のデュエルに挑んだ佐野は、攻守にわたって躍動。トップスピードもマインツで最速となる時速34.61kmを記録している。マインツはドルトムントに0-2で敗戦したが、佐野個人としては悪くない試合となった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)

