【FIFA U-20 ワールドカップ チリ 2025】U-20日本代表 2-0 U-20エジプト代表(日本時間9月28日/エスタディオ・ナシオナル・フリオ・マルティネス・プラダノス)
名古屋グランパスに所属するU-20日本代表のGKピサノアレックス幸冬堀尾が、アグレッシブな飛び出しでチームの危機を救った。しかし、その際に相手選手と激突して悶絶。ファンからは悲鳴の声が上がった。
U-20日本代表は日本時間9月28日、U-20ワールドカップのグループA第1戦でU-20エジプト代表と対戦。先発したGKピサノがチームを救ったのが35分だった。
エジプトが左サイドから右サイドへ対角のロングボールを放り込み、ボールはDF小杉啓太とDF喜多壱也の間を抜けて、日本陣内のペナルティーエリアに走り込んだMFセイフ・サファガに到達した。しかし、ピサノが196cmの大きな身体を投げ出して果敢にカット。ピンチを救ったが、その直後に相手と激しく接触して倒れ込んでしまった。
リプレイで見るとサファガは足裏を見せながらボールに向かってきており、解説の名良橋晃氏は「大丈夫かな…」と心配。そして、「飛び出す反応が良かったです。出ていなかったら危なかったです。(相手が)向かってきていますからね。見事なプレーです」と勇気あるプレーを称賛した。
交錯したピサノはうつ伏せの状態で、なかなか立ち上がることができず。その様子を見たファンはSNS上で、「ピサノ大丈夫か?怪我しないでくれ」「最高&大丈夫か?」「あぶねー」「ピサノナイス判断」「危なかったなー」など日本の若き守護神の好守を讃えると同時に身体の状態を気にかけていた。
ピサノは何とか起き上がり、チームメイトとのコミュニケーションを取った後にロングキックを蹴ってプレーを再開させた。そして、最後までゴールマウスを守って無失点に抑え、大会初戦の勝利に貢献している。なお、日本は10月1日にグループステージ第2節で開催国のチリと対戦する。
(ABEMA de J SPORTS/FIFA U-20 ワールドカップ チリ 2025)

