第1話冒頭に映されるのは、彰一への殺意を奮い立たせる飛鳥の限界的姿。虫も這う様な荒れ果てた公衆トイレで、飛鳥は洗面所の鏡に写った己の姿を睨みつける。過呼吸のような息遣いの果てに嘔吐し、鼻血をたらし、嗚咽し、錯乱したかのように微笑。真顔に戻った瞬間、両手で力強くナイフを握りしめる。彰一殺害への覚悟と準備は整った。
たった数分の冒頭シーンによって、のん=天真爛漫『あまちゃん』のイメージと先入観は見事に瓦解。どん底リベンジストーリーの始まりを知らせる狼煙が上がるとともに、「こんな不幸な役、やったことがない」と言わしめたのんの新境地開拓への期待値は爆発的に跳ね上がる。
復讐の炎を燃え上がらせた飛鳥は、いざ対局の場へ。ナイフを取り出し、憎き父親を刺殺しようとした次の瞬間、何者かの手によってナイフが弾き飛ばされる。飛鳥を止めたのは謎の男・藤堂成悟(藤木直人)だった。彼は言う「俺も結城彰一を殺したい」と。彰一を殺すにはナイフで刺すのではなく“将棋”で殺すしかないと…。この男は一体何者なのか?飛鳥の復讐はどうなるのか?
笑顔封印の切迫した表情のオンパレード。いまだかつてないのんの鬼気迫る熱演に「のんイケメン」「演技すげえ」「あまちゃんと全然違う」「闇の女流棋士爆誕」などの声が上がっている。
この記事の画像一覧ABEMAオリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』概要
2025年9月29日(月)夜8時より無料配信(全 8 話)
トップページ URL:https://abema.tv/video/title/90-2038
特報映像URL:https://abema.tv/video/episode/90-2038_s1_p501
本予告映像URL:https://abema.tv/video/episode/90-2038_s1_p450
<第1話>
放送日時:2025年9月29日(月)夜8時〜
放送チャンネル:「ABEMA SPECIAL」チャンネル
放送URL:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/9gaaXdgA6scLDd
■『MISS KING / ミス・キング』ストーリー
天才棋士【彰一(中村獅童)】のもとに生まれた【飛鳥(のん)】。
母と3人、仲睦まじい幼少期を送っていたが、
ある時彰一は2人を捨てて出ていってしまう。
母と貧しい生活を送る飛鳥だったが、やがて母も病で他界し、飛鳥は孤独の身となる。
一方、飛鳥を見捨てた彰一は将棋界で成功を収め、脚光を浴びていた。
その姿に殺意が芽生え、復讐を試みる飛鳥だが、その場で図らずも将棋の才能を発揮する。
飛鳥の才能を見抜いた、元棋士の【藤堂(藤木直人)】は、
彰一に対して因縁の過去を持っており、共に「将棋で復讐をしよう」と持ちかける。
飛鳥は、藤堂とその恋人【礼子(倉科カナ)】に支えられながら、
復讐計画の一つとして、藤堂の指導のもと「史上初の女性棋士」を目指すことに−−
しかし、その前に立ちはだかるのは、
彰一の新たな家族であり、将棋界に絶大な影響力を持つ「結城家」の存在。
そして、強者たちがひしめく、将棋という伝統と実力の世界。
果たして飛鳥は、いくつもの逆境を乗り越え、
"史上初の女性棋士"への道を切り拓くことができるのか。
復讐の先に、彼女が手にするものとは−―
これは、憎しみに囚われる一人の女性が、将棋を通じて人生を取り戻していく物語。
■キャスト
のん
藤木直人
倉科カナ
奥貫薫
森愁斗
鳴海唯
・
西岡德馬
・
山口紗弥加
中村獅童
■スタッフ
企画:畑中翔太
脚本:荒木哉仁/石田剛太/山岸聖太
プロデューサー:小林宙/櫻井雄一/渋谷英史
監督:山岸聖太/椿本慶次郎
制作プロダクション:ソケット
製作著作:ABEMA



