ではドラマで描かれる医師はどうなのか。もちろんドラマの世界とわかった上で、現場の医師からするとこう感じるそうだ。梅舟院長は「最近の医療ドラマは昔と違って、丁寧に作り込まれている。ただ医療は“絶対”というのがないので、『絶対私が助けます』みたいなことは、実際の臨床現場ではなかなか言えない。医師はスーパーヒーローではないので、『私に任せれば大丈夫』『絶対』『大丈夫』など過剰な期待をさせることも罪だと思う。ただ、不安を解消するのが僕らの仕事なので、患者様を安心させるというところで、多少のゲタを履かせて安心させるようなことを言う場合もある」と説明した。
「現代社会は特にご高齢の方もそうですが、みんなとにかく不安なので、安心したいというのが大前提にある」(梅舟院長)
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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