「R-1グランプリ2025」王者の友田オレが、香港の“悪の巣窟”と呼ばれる場所へ潜入取材。そこで遭遇した驚きの体験を明かした。
芸人が己の話術で、強烈な実体験を“エピソードトーク”に昇華させる『ドーピングトーキング #5』(ABEMA)が9月27日に放送。早稲田大学で文化人類学を専攻していた友田オレは大学時代、ある本の中で見つけた「チョンキンマンション(重慶大厦)」について、実態を調べるべく現地へ向かった。
香港で“最も大きい雑居ビル”とされるチョンキンマンションは1960年代に建設され、昔は薬物の売買や暴行事件、殺傷事件も起こる「悪の巣窟」として知られていたという。友田は、高級ホテルが乱立する中にポツンと建っており強い違和感を覚えたことや、1・2階が商店街で、3階から17階までがすべてゲストハウスになっている構造、観光客が増えたことで今はお金のないバックパッカーが泊まる場所として機能していることを説明する。
下2階の商店街を回ると、数多くのカレー屋がひしめき合っていたそうだ。かつて香港はイギリスの植民地だったが、同じくイギリス領だったインドから人々が流れてきてコミュニティを形成。その結果、現地には「カレーのスパイスと汗、野良猫の糞。すべてが集まった最悪のにおいが充満している」と表現した。
チョンキンマンションで起きた衝撃体験
