【写真・画像】「自分のビルを壊されたくないから」 特撮ミニチュアの“ルール”に驚き 1枚目
【映像】精巧なミニチュアのビル
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 特撮テレビの世界観、特に巨大ヒーローや怪獣が街で戦うシーンに欠かせないのが、精巧に作られたミニチュアのビルだ。お笑いトリオ・ネプチューンの堀内健が、半世紀以上第一線を走り続ける老舗の特撮ミニチュア制作現場に潜入。そこで、意外な“業界のルール”が明らかになった。

【映像】ひとつ数十万円!精巧なミニチュアのビル

 芸人が己の話術で、強烈な実体験を“エピソードトーク”に昇華させる『ドーピングトーキング #5』(ABEMA)が9月27日に放送。特撮が好きだという堀内は、ウルトラマンなどを手がける「円谷プロダクション」からも仕事を受ける、東京・東村山市にある美術制作会社「マーブリングファインアーツ」を訪れた。

 車で約1時間半かけて現地に到着。倉庫に入ってみるとビルのミニチュアが大量に建ち並び、堀内はそれだけで「自分が巨大化した気分になった」と語る。実際の写真も交えて説明すると、スタジオからは「今もCMで使われてそうな」「相当なクオリティ」と驚きの声があがる。

 制作に関わる木場太郎さんに話を聞いてみると、一棟当たりの金額は教えてくれなかったものの、一つ作るのに1〜2週間かかることが明かされた。

 次に気になるのが、高さや大きさだ。例えば、「ウルトラマン」の作品内の身長は約40〜50mで、これは15階建てのビルに相当する高さ。しかし、今やそれよりも高い、100mを超える高層ビルも多く立ち並ぶ。堀内が高さ330mの「麻布台ヒルズ」を例に質問すると、「そういうビルを撮影で使う場合は、小さく作って後ろに置き、遠近法で遠くに見えるようにする」という手法が明かされた。

ビル破壊シーンにまつわる驚きの“ルール”
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