ジャーナリストの青山和弘氏は「古賀氏は林氏の後ろにいる。麻生氏と古賀氏は福岡でものすごい喧嘩状態。あと福岡には山崎拓氏もいて、三国志と言われ、みんな仲が悪かった。」と両者は不仲だとして、「古賀氏は岸田氏とは仲違いしている。ここ(林氏と岸田氏)は同じ派閥だが。なので岸田氏も実は今回、林氏を応援していない。どちらかというと小泉氏ということが内々に語られている状況」と説明。

 加えて「実は麻生派からほかの4つの営にはそれぞれ(立候補に必要な)推薦人が出ている。だけど林陣営には1人も出していない」と続けると、「古賀氏が小泉氏のバックにいる菅氏のところに行って、『今回は林氏に一本化したほうがいいんじゃないか。いま小泉氏を使うのはもったいない』と、いま衆参で与党過半数割れのときでかなり大変な時期だから、安定感のある林氏で一本化しようという工作まで行った。ただこれは小泉氏や菅氏から一蹴されて終わったけれど、このような動きがまだあると。まだ麻生氏はそんな動きがあるもんだから『林だけは許さねえ』という感じにいまなっていて、これも今回の選挙戦にどう影響するか」と解説した。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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