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【映像】右足を破壊するカーフで衝撃KO
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 空手2階級王者が放った足をえぐるような強烈なカーフキックで、1ラウンド持たずに衝撃KO。足元から崩壊する様子に「足が破壊された」「骨折してるかも」と悲痛な声が相次いだ。

【映像】右足を破壊するカーフで衝撃KO

 9月27日、後楽園ホールで開催された「Krush.180」。松本海翔(TAD)と水津空良(team NOVA)の対戦は1ラウンド決着。松本が空手仕込みの威力あるカーフキックで圧倒し、1ラウンド終了間際に水津の右足が悲鳴を上げる衝撃のKO劇となった。

 期待の19歳・松本は小3の時に空手を始め、キックボクシングは小5の時にスタート。空手では小4の時に兵庫県大会で優勝、さらに全日本でも優勝。それから極真の世界大会に2回出場し、ともに3位という実績。その後も全日本軽量級で優勝を果たすと、中2では全日本重量級に挑んで2階級制覇を成し遂げた。Krushでは2023年のデビュー以来5連勝を重ねたが、5月の王座挑戦で初黒星。再起戦となる。一方の水津は4月の試合で倉田永輝にKO負けを喫しており、こちらも巻き返しを狙う大事な一戦だった。

 ゴングとともにミドルを連発した松本は、パンチの連打も見せつつ、次第に水津の右足にロックオン。執拗にカーフを狙い続けた。

 開始間もなく、すでに水津の足は棒のような状態に。ファンからも「カーフやば」と声が漏れるなか、開始1分15秒、松本の左カーフキックが明らかに効き、水津が大きく下がる。さらに追撃のパンチ、そして再びカーフを浴びせられると足元からバランスを崩し、その場に座り込むようにダウン。「カーフだ」「いやもう無理や」「効いたな」と驚きと悲鳴が入り混じった声が上がった。

 水津もベテランの意地を見せ、すぐに立ち上がり戦線復帰。前へ出てパンチを振り回すが、ダメージが蓄積した足は伸び切ったまま。左足で支えるのがやっとという様子でバランスを崩しながらパンチを放つが、松本は容赦なく右足へカーフを打ち込んでいく。その後も松本は落ち着いて対処し、ボディ、顔面へ正確な打撃を重ねていく。防戦一方の水津はロープ際に押し込まれ苦しい展開。パンチを振るい気持ちを見せたが、がら空きの右足に再びカーフが突き刺さる。

 ファンも「タオルだ」「足踏ん張れてない」「全ての攻撃を貰ってる」「もう止め時」と反応。最後は”チョコン”と足払い気味に放った左カーフが右足を直撃し、水津は支えきれず完全に崩れ落ちて悶絶。レフェリーが試合を止めた。

 キックに耐えパンチで反撃を狙った水津だったが、序盤から“棒状態”だった右足がダメージの蓄積で最後に悲鳴を上げる格好に。ファンからは「足に力がはいらない」「久しぶりにカーフのKOみたわ」「足が破壊された」「骨折してるかも」「心も完全に折られた」と松本のカーフの破壊力に驚きの声があがった。なお、右足にダメージを負った水津はしばし立ち上がれず。その後、右足を引きずるようにしてリングを降りると、試合後に自身のXで「1R負け カーフでやられるのなんてみっともなさすぎる。 情けない試合してすいません。 腐らずやって行くだけです。 応援してくれた皆さんありがとうございます。」と感謝を述べ、再起を誓った。

 一方、初黒星からの復帰戦で、改めて圧倒的な強さと存在感を示した松本は、試合後のマイクで「次11月、どうですか? K-1代々木で誰でもいいですよ」と11月15日のK-1代々木大会への参戦をアピールした。

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