各候補者が、世の中をどうやって幸せにするかを語る中、茂木氏は自身の生活から些細な幸せを紹介した。「幸せとは何かと言うと、まず日程表を見て、次の日の朝が早くないこと。明日早くないのは、私にとって最高の幸せだ」とし、また趣味に関しては「ドラマを見ている時は楽しい。それにジムに行くのも楽しい。政治をやっている時間が長いから、それと違う時間に没頭できるのがいい」とした。

 ドラマには政治を舞台にしたものも多いが、これには「政治のドラマを見ていると、自民党(をモチーフにした党)の幹事長とかが出てくる。すると幹事長はだいたい一番悪い役になっている。もう常に悪いことを考えたり、人を貶めることを考えたり。自分はそうではないけれど(笑)」と幹事長経験者でしか言えないトークで、他の出演者たちから笑いを誘っていた。

 なお、番組の締めくくりには、総裁選に向けた最後の討論会だったことについて、「みんな違った方が面白いが、最初は違った意見も収斂(しゅうれん)してきた。自民党が割れてはダメだという危機意識があり、いろいろな意見を受け入れながら1つにまとまらなければ自民党は立て直せないという思いを共有している」と述べていた。
(『ABEMA Prime』より)