小泉氏は、歌詞の内容について「つらい。これを子どもたちが共感を持って聞いているとしたら、本当に向き合わなくてはいけない。そこに的確に向き合って、ちゃんと形にしていく政治の姿が大事」と述べた。さらに「一方で幸せは、人によってすごく様々。私みたいな体育会系だと、スポーツニュースは何時間でも見られる。多様な幸せを国民のみなさんがしっかりと感じられる前提となるような土台を作るのが国の仕事」とも語った。また「すごく根源的だが平和であり続けること、そして経済的に豊かになって暮らしが豊かになること。経済的なゆとりや余裕が自分がやりたいことを実現できる力になる」と日本経済の立て直しの重要性を訴えた。

 自身が幸せを感じる瞬間は「家族との時間。子どもとスーパーに行ったり、公園に行ったり、寝顔を見たり。私は横須賀生まれだから、海に入るといろいろな嫌なことが忘れられる。海の力は大好きだ」というが、一方で悩みを抱える人から相談を受けるケースも多いという。

 「結構、悩み相談を受ける。『なんでそんなに叩かれても大丈夫なんですか』とか。全然、大丈夫ではないけれど(笑)。そういう人たちに私が必ず言うのは、本や誰かが言っていること、外に答えを見つけようとしないで、自分の中に答えを見つけようとした方がいいということ。やはり最後、自分は何がつらいと思うタイプなのか、何をストレスに感じるか、何を喜びや幸せに感じるのかは、自分にしかわからない。自分の中に答えを探しに行くのがいいと話している」。
(『ABEMA Prime』より)