今回の総裁選では、実際に投票することはない若者との討論も話題になった。小泉陣営のステマ騒動を厳しく追求した高校生はこの総裁選をどう見ているのか、話を聞いた。
総裁候補と中高生が真っ向から議論を交わす討論会で、高校3年生の「しゅン」さん(17)は小泉氏に“直球質問”を投げた。なぜ「しゅン」さんは小泉氏にステマ騒動の質問をしようと思ったのだろうか。その理由を以下のように語った。
「周りの他の人たちは自分が聞きたいことや政策に関する質問が多かったが、僕は自分が聞きたいことでもあったし、SNSなどの世論を見ていると一番関心のある問題がステマの問題だったため、そこを踏まえた上でこれからの民主主義をどうやって守っていくのかを質問しようと思った」(高校3年生/「しゅン」さん、以下同)
ではその回答についてはどう受け止めたのだろうか。
「流れてくるコメントを見ていたら『答えられていない』と言っている人がいた。難しかった部分もあると思うが、できればもう少し具体的に答えてほしかった。これからSNSの自由民主主義社会において、『デマ情報をなくす』大義名分で言論統制をするかもしれないことが、僕は一番怖いと思っている」
「しゅン」さんが見た“意外な一面”とは?
